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カウンター料金とは?“1枚あたり”の裏側をやさしく解説

2025.11.21

毎月の複合機の請求書にある「カウンター料金」や「1枚あたり○円」という表示を見て、
これって結局なに代?」「本当にこの金額で合ってるの?」とモヤモヤしたことはないでしょうか。

カウンター料金は、複合機を使った枚数に応じて発生するランニングコストです。
しかし、カウンターの数え方や料金の仕組みが分かりにくく、業者ごとに条件も違うため、
知らないうちに割高な契約になっているケースも少なくありません。

この記事では、「カウンター料金とは何か」「複合機のカウンターの仕組み」を、
これから複合機を導入する方や、すでに契約中で見直しを考えている方向けに、
できるだけ専門用語を使わず、やさしく整理していきます。

カウンター料金とは?基本の意味をやさしく整理

複合機の見積書や請求書を見ると、必ずと言っていいほど出てくるのが
「カウンター料金」という言葉です。

ここではまず、カウンター料金の
ざっくりした意味とイメージをつかみましょう。

これから説明するポイントは次のとおりです。

  • カウンター料金は「1枚ごとの利用料金」
  • 本体代や保守料金とは別に発生することが多い
  • モノクロとカラーで単価がちがうのが一般的

まずは難しく考えず、**「使った分だけ払う仕組み」**から
イメージしてみてください。


カウンター料金=印刷・コピーの「1枚あたりの利用料金」

結論として、カウンター料金とは複合機を使って印刷やコピーをした
「1枚あたりの利用料金」のことです。

毎月の締めの時点でカウンター数(累計枚数)を確認し、
その月に増えた枚数分に、契約した単価を掛けて計算します。

なぜこうした仕組みになっているかというと、
複合機は使えば使うほど消耗品が減り、部品も劣化するからです。
機械の負担は「使った枚数」に比例するので、
枚数ベースで料金を決める方が、公平になりやすいわけですね。

たとえば、こんなイメージです。

  • モノクロ:1枚あたり3円
  • カラー:1枚あたり15円
  • 今月の利用枚数:モノクロ1,000枚、カラー200枚

この場合、カウンター料金は
モノクロ3,000円+カラー3,000円=合計6,000円となります。

「使った分だけ支払う」という考え方を
まずおさえておくと、その後の仕組みも理解しやすくなります。

最後にもう一度まとめると、
カウンター料金は「月額定額」ではなく「枚数に応じた変動費」です。
自社でどれくらい印刷するかを把握することが、
ムダな支出をおさえる第一歩になります。


本体代・保守料金とは別枠になることが多い

次に押さえたいのが、カウンター料金は複合機本体の代金や
保守料金とは別枠で設定されていることが多い
という点です。

結論から言うと、複合機の月々のコストは
大きく分けて次のようなイメージになります。

  • 本体代(購入 or リース料金)
  • 保守料金(点検や修理などの基本サービス)
  • カウンター料金(印刷・コピー枚数に応じた料金)

なぜ分かれているかというと、
「機械を持つためのコスト」と「使うほど増えるコスト」を
分けて管理しやすくするためです。

本体や保守は月額でほぼ固定ですが、
カウンター料金は印刷枚数によって増減します。

たとえば、同じ機種を入れていても、
印刷が少ない会社と、たくさん刷る会社では、
カウンター料金の総額が大きく変わります。

そのため、請求書を見ると
「保守基本料」と「カウンター料金」が
別々の行で記載されていることが多いのです。

ここで注意したいのが、
「保守料金にカウンター料金が含まれている」と勘ちがいしてしまうケースです。

契約書をよく見ると「保守は基本料のみ」で、
実際にはカウンター料金が別途かかっていた
というパターンも少なくありません。

つまり、複合機のランニングコストを把握するには、
本体や保守だけでなく、カウンター料金も含めて
トータルで見ることがとても大切になります。


カウンター料金に含まれるもの・含まれないもの

最後に、カウンター料金の中に何が含まれているか
ざっくり理解しておきましょう。

結論として、一般的には次のようなイメージです。

  • 含まれることが多いもの
     → トナー代、ドラムなど一部の消耗品、簡単な点検対応
  • 含まれないことが多いもの
     → 紙代、ホチキス針、ユーザー側で買う備品など

なぜこのような分け方になっているかというと、
トナーやドラムは「印刷枚数」に強く連動するためです。
よく使う会社ほど交換サイクルも早くなるので、
枚数ベースのカウンター料金にまとめた方が
業者側も管理しやすくなります。

一方、コピー用紙はユーザー側で選ぶことが多く、
価格帯も幅広いですよね。
そのため、紙代は別で購入し、
カウンター料金には含めない形が一般的です。

たとえば、1枚あたり3円のモノクロカウンターであれば、
その中にトナー代や簡単なメンテナンス料が
パックされているケースが多いです。

「トナー代込みだから、この単価なら納得できるか」
比較のポイントにすると、他社との見積もりも
冷静にチェックしやすくなります。

逆に、「この単価でトナー別なの?」という契約だと、
実際にかかるコストは想像以上に高くなるかもしれません。
契約前に「何が含まれていて、何が別なのか」を
しっかり確認しておくことが重要です。

カウンター料金が高くなりやすい3つのパターン

ここからは、実際の運用で
カウンター料金がふくらみやすい場面を整理してみます。

前提はこれまでと同じく、

  • 月間3,000枚ほど印刷
  • カラーとモノクロはだいたい半々
  • モノクロ1円/枚・カラー10円/枚

という条件です。

ここで解説するのは次の3つ。

  • カラー比率がじわじわ増えている
  • 最低枚数・基本料金と実際の枚数が合っていない
  • 単価だけ見て契約してしまった

どれか1つでも当てはまると、
「気づいたら毎月の請求が高い…」となりがちです。


カラー比率がじわじわ増えている

まず強調したいのは、
カラーの割合が増えると一気に料金が上がるという点です。

理由はシンプルで、同じ1枚でも
モノクロ1円に対してカラー10円なので、
1枚あたりの負担が10倍ちがいます。

さきほどの例では、
月3,000枚をカラー半分で使うとこうなります。

  • モノクロ1,500枚 × 1円=1,500円
  • カラー1,500枚 × 10円=15,000円
    合計16,500円

では、カラーの比率が少し増えて
「モノクロ1,000枚・カラー2,000枚」になったらどうか。

  • モノクロ1,000枚 × 1円=1,000円
  • カラー2,000枚 × 10円=20,000円
    合計21,000円

カラーが500枚ふえただけで、
トータルは4,500円アップです。

社内資料はモノクロに統一するなど「カラーを使う場面」を決めておくと、料金の暴走を防ぎやすくなります。

  • 社内共有 → 基本モノクロ
  • お客さま向け提案 → 必要なページだけカラー
  • とりあえずの確認用 → モノクロ出力

といったルールを決めておくだけでも、
カウンター料金のコントロールがかなり楽になります。


最低枚数・基本料金と実際の枚数が合っていない

次の落とし穴が、
契約上の「最低枚数」や「基本料金」と、
自社の実際の枚数がズレているパターンです。

なぜ問題になるかと言うと、
使っていない分の「枠」にもお金を払う形に
なってしまうからですね。

たとえば、こんな契約をしているとします。

  • モノクロ:5,000枚まで基本料金5,000円
  • カラー:1,000枚まで基本料金10,000円

この中に収まる分は、
枚数にかかわらず毎月15,000円とします。

ところが、実際の利用が
「モノクロ2,000枚・カラー1,000枚」
つまり合計3,000枚程度だとしたら、
かなり枠を余らせている計算です。

本来の使い方が月3,000枚なら、
最初から「月3,000枚前後」を前提にしたプランや、
完全従量制のカウンター契約の方が
合っているかもしれません。

実際の印刷枚数に合わない大きすぎる基本枠は、それだけでムダな固定費になります。

  • 過去3か月の請求書で、
    カウンター枚数の欄をチェック
  • 「毎月どれぐらい刷っているか」を
    おおまかに平均

これを一度やってみると、
契約の枠が自社に合っているかどうか
だいぶ判断しやすくなります。


単価だけ見て契約してしまった

もう1つよくあるのが、
「モノクロ0.5円」「カラー8円」など、
単価だけを見て決めてしまうパターンです。

もちろん単価は大事ですが、
それだけで比較すると危険なこともあります。

理由は、単価が安いかわりに
次のような条件が付いていることがあるからです。

  • 最低枚数が多い
  • 保守対応の範囲がせまい
  • トナーが別料金になっている
  • 契約期間がやたら長い

たとえば、今の条件が
「モノクロ1円・カラー10円・月3,000枚」で
16,500円前後だったとします。

ここで、別の会社から
「モノクロ0.8円・カラー8円です」と
案内されたら、いかにも安く見えますよね。

ですが、よく見ると

  • 月5,000枚からのプラン
  • 3年の途中解約がしにくい
  • トナーは別途都度購入

といった条件が付いていることもあります。

単価をかけ算しただけでは、
本当に安いかどうか分からないのが
カウンター契約のむずかしいところです。

単価」「最低枚数(基本枠)」「保守の範囲」の3点セットで比べると、本当の総額が見えやすくなります。

  • いま支払っている総額(参考値)
  • 同じ枚数を別の単価で計算した額
  • 条件の違いで増えそうな費用

この3つを書き出してみると、
「どっちが自社に合うか」を
かなり冷静に判断できるようになります。

カウンター料金が不安なら「カラー刷り放題プラン」という選択肢も

ここまで、1枚あたり課金のカウンター料金の仕組みと注意点を見てきました。
一方で、「毎月いくらになるか分からないのがストレス」という声も少なくありません。

そこで選択肢になるのが、
**月額固定の「カラー刷り放題プラン」**です。

ここでは、

  • カウンター制とのちがい
  • 月3,000枚クラスで使ったときのイメージ
  • どんな会社に向いているプランか

を、弊社のレンタルプリンターの例もまじえながら解説します。


カウンターの心配を減らしたいなら「月額固定」という考え方

結論から言うと、「毎月の請求額を安定させたい」会社には、
月額固定のカラー刷り放題プランが相性のよいケースが多いです。

理由はシンプルで、
カウンター制は「何枚刷るか」で請求額が変わりますが、
刷り放題プランは「どれだけカラーを使っても月○円」で
コストの読みやすさが段違いだからです。

たとえば、弊社のレンタルプリンターでは、

  • カラー刷り放題
  • 月額13,000円(税別)から

というプランを用意しています(機種や条件により変動)。

「今月たくさんカラーを使ったから、請求書を見るのがこわい…」
という状態から抜け出せるのが、
月額固定プランの大きなメリットと言えます。

まとめると、
「料金の安さ」だけでなく「読みやすさ」も重視したいなら、
カウンター制とあわせて月額固定プランも比較する価値があります。


月3,000枚・カラー半々なら「刷り放題」と比較する価値アリ

次に、これまでの記事で使ってきた前提条件にあわせて、
「月3,000枚・カラーとモノクロ半々」のケースで比べてみましょう。

カウンター制の条件は、引き続きこの設定です。

  • モノクロ:1枚あたり1円
  • カラー:1枚あたり10円
  • 月3,000枚のうち、カラー1,500枚・モノクロ1,500枚

この場合のカウンター料金は、

  • モノクロ:1,500枚 × 1円=1,500円
  • カラー:1,500枚 × 10円=15,000円

合計16,500円 でした。

ここで、弊社の「カラー刷り放題・月額13,000円(税込)から」の
プランと並べてみると、

  • カウンター制:月16,500円前後(使う枚数で増減)
  • カラー刷り放題:月13,000円(税込)から(固定)

というイメージになります。

もちろん、実際には

  • 機種
  • 契約期間
  • プランの細かい条件

によって金額は変わりますが、
少なくとも「月3,000枚クラスでカラーをしっかり使う」会社なら、
刷り放題プランの方が安く・読みやすくなる可能性が高いと言えます。

最後にまとめると、
月2,000〜3,000枚以上+カラー比率が高めという使い方なら、
カウンター制だけでなく刷り放題も候補に入れて比較するのがおすすめです。


「カラー刷り放題プラン」が向いている会社・向いていない会社

最後に、どういう会社にカラー刷り放題が向いているか
整理しておきます。

結論としては、次のような会社に向いています。

  • カラー資料・チラシ・POPをよく刷る
  • 月2,000〜3,000枚以上はコンスタントに印刷する
  • 毎月の請求額を安定させたい
  • 部署ごとに「カラー使用量」を細かく管理するのがむずかしい

こうした会社では、

  • カウンター制でカラーが増えて請求が跳ね上がる
  • 社内で「これカラーで刷っていい?」という確認が頻発する

といったストレスが起きがちです。

一方で、

  • そもそも印刷枚数が少ない
  • ほとんどモノクロしか使わない
  • カラーはごく一部の書類だけ

という会社であれば、
月額固定の刷り放題より、従量制(カウンター課金)の方が割安になるケースもあります。

つまり大事なのは、

  • 現在の枚数(例:月3,000枚前後)
  • カラーとモノクロの比率(半々か、どちらかに偏っているか)

を一度数字で出したうえで、
「うちの使い方ならどっちが合うか?」という視点で
プランを選ぶことです。

弊社レンタルプリンターの場合も、
「カラー刷り放題がいいですよ」と一方的に押すのではなく、

  • まずは現在の枚数・料金をヒアリング
  • カウンター制と刷り放題、両方を試算
  • 合う方を一緒に選ぶ

という形でご提案する流れをイメージしていただければ近いです。

カウンター料金を理解して、ムダなく付き合うコツ〈まとめ〉

ここまで、カウンター料金とは何か
そして複合機カウンターの仕組みを見てきました。

最後に、この記事の内容を振り返りつつ、
明日からできる「具体的な一歩」を整理しておきます。


今日おさえておきたいカウンター料金のキホン

まずは、この記事全体のポイントを
ぎゅっとまとめておきましょう。

結論として、カウンター料金とは
「複合機で印刷・コピーした枚数に応じて発生する1枚あたりの利用料金」です。

そのうえで、重要なポイントはこのあたりです。

  • カウンターは「メーターの差分」で計算される
  • カラーとモノクロは別カウント・別単価が基本
  • トナー代などが含まれるケースが多いが、紙代は別が一般的
  • 最低枚数・基本料金の条件しだいで、割高にも割安にもなる

たとえば、モノクロ1円・カラー10円・月3,000枚
カラー半々で使うと、カウンター料金はおよそ16,500円です。

「いま自社が何枚刷っていて、いくら払っているのか」
このセットを把握しておくことが、
カウンター料金と上手につき合うスタートラインになります。


いますぐできる「見直し3ステップ」

カウンター料金をムダなくおさえるには、
いきなり契約を変える前に、次の3ステップをやってみるのがおすすめです。

  1. 請求書で、直近3か月の枚数と金額をチェック
     - モノクロ枚数・カラー枚数・合計金額をメモ
     - 平均すると、月何枚・いくらぐらいかが見える
  2. 単価・最低枚数・基本料金を表で整理
     - 「モノクロ1円・カラー10円」のような条件
     - 最低枚数枠や基本料金がないかも確認
  3. 自社の使い方に合うプランを検討
     - 月3,000枚前後+カラー半々なら、
      カウンター制と「カラー刷り放題」を比較
     - モノクロ中心なら、単価重視のプランが向く場合も

「なんとなく高い気がする…」だけで判断すると、条件の良し悪しは分かりません。

数字で現状をおさえ、そのうえで
「うちの使い方なら、どの料金体系が一番ムダが少ないか」
という視点で比べるのがコツです。


弊社レンタルプリンターに相談いただく場合のイメージ

ここまで読んでいただき、
「正直、自社で計算するのはちょっと面倒かも…」
と感じた方もいるかもしれません。

その場合は、弊社レンタルプリンター
ざっくりご相談いただく形でも大丈夫です。

ヒアリングのイメージとしては:

  • 月の印刷枚数(目安でOK:例「3,000枚ぐらい」)
  • カラーとモノクロの割合(半々/カラー多め など)
  • 現在のカウンター料金のおおよその金額

このあたりを教えていただければ、

  • 今のカウンター料金だと、年間どれくらいかかりそうか
  • カラー刷り放題・月額13,000円(税込)からのプランと比べてどうか
  • 機種や運用に合った料金プランはどれか

といった形で、数字ベースの比較提案ができます。

「とりあえず安くして」ではなく、「うちの使い方に合うプランを一緒に考えてほしい」
とお伝えいただければ、その前提でお話を進めやすくなります。